山陽小野田市議会 2020-09-24
09月24日-03号
令和 2年 9月定例会(第3回)令和2年
山陽小野田市議会(第3回定例会)
会議録令和2年9月24日 午前10時
開議議員定数 (22名) 現員数 (22名)
出席議員 (22名) 議 長 小 野 泰 君 副議長 矢 田 松 夫 君 議 員 伊 場 勇 君 議 員 大 井 淳一朗 君 議 員 岡 山 明 君 議 員 奥 良 秀 君 議 員 河 﨑 平 男 君 議 員 河 野 朋 子 君 議 員 笹 木 慶 之 君 議 員 水 津 治 君 議 員 杉 本 保 喜 君 議 員 髙 松 秀 樹 君 議 員 恒 松 恵 子 君 議 員 中 岡 英 二 君 議 員 中 村 博 行 君 議 員 長谷川 知 司 君 議 員 藤 岡 修 美 君 議 員 松 尾 数 則 君 議 員 宮 本 政 志 君 議 員 森 山 喜 久 君 議 員 山 田 伸 幸 君 議 員 吉 永 美 子 君
欠席議員 ( 0名)
事務局職員出席者 局 長 尾 山 邦 彦 君 主査兼
庶務調査係長 島 津 克 則 君 議 事 係 長 中 村 潤之介 君説明のため出席した者 市 長 藤 田 剛 二 君 副 市 長 古 川 博 三 君 総 務 部 長 川 地 諭 君 企 画 部 長 清 水 保 君 市 民 部 長 川 﨑 浩 美 君 福 祉 部 長 兼 本 裕 子 君 福祉部 次 長 尾 山 貴 子 君 経 済 部 長 河 口 修 司 君
公営競技事務所長 桶 谷 一 博 君 建 設 部 長 森 弘 健 二 君
総合事務所 長 篠 原 正 裕 君 教 育 長 長谷川 裕 君 教 育 部 長 岡 原 一 恵 君
病院事業管理者 矢 賀 健 君
病院局事務部長 國 森 宏 君
水道事業管理者 今 本 史 郎 君本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第91号及び議案第93号の2件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
総務文教常任委員長報告)議案第91号
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第93号
山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第80号から議案第82号まで、議案第85号及び議案第90号の5件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
民生福祉常任委員長報告)議案第80号 令和元
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第81号 令和元
年度山陽小野田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第82号 令和元
年度山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について議案第85号 令和元
年度山陽小野田市
病院事業決算認定について議案第90号 令和2
年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)について日程第4 議案第79号、議案第83号、議案第84号、議案第86号から議案第88号まで、議案第92号及び議案第94号から議案第98号までの12件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
産業建設常任委員長報告)議案第79号 令和元
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第83号 令和元
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第84号 令和元
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第86号 令和元
年度山陽小野田市
水道事業決算認定について議案第87号 令和元
年度山陽小野田市
工業用水道事業決算認定について議案第88号 令和元
年度山陽小野田市
下水道事業決算認定について議案第92号
山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第94号
山陽小野田市
本社機能移転促進条例の制定について議案第95号
山陽小野田市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について議案第96号
山陽小野田市
水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第97号 令和元
年度山陽小野田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について議案第98号 令和元
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について日程第5 議案第78号及び議案第89号の2件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
一般会計予算決算常任委員長報告)議案第78号 令和元
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定につ いて議案第89号 令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第11回)について日程第6
議員提出意見書案第1号の1件を上程、
提案理由の説明、質疑、討論及び
採決議員提出意見書案第1号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書の提出について日程第7 議案第99号及び議案第100号の2件を一括上程、
提案理由の説明、質疑及び
委員会付託議案第99号 令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第12回)について議案第100号
埴生小・中学校整備事業(
小学校解体工事)請負契約の締結について日程第8 会期の延長について────────────午前10時開会────────────
○議長(小野泰君) おはようございます。ただいまの
出席議員数は22名で
会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ここで、会派の解散に伴う
議会運営委員の辞任、委員長及び副委員長の互選がありましたので、御報告いたします。 9月14日付で
会派令和が解散し、
当該会派選出の
議会運営委員である奥議員及び
笹木議員から辞任願が提出されましたので、同日付でこれを許可いたしました。
笹木議員は委員長でしたので、9月16日、互選により、副委員長の
長谷川議員が委員長に、これに伴い
伊場議員が副委員長に選任されました。 以上で報告を終わります。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、
笹木議員、
水津議員を指名いたします。────────────
△日程第2議案第91号・第93号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第2、議案第91
号行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第93
号山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定についての議案2件を
一括議題といたします。 本件に対し、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
河野委員長。(
河野朋子君登壇)
◎
総務文教常任委員長(
河野朋子君) おはようございます。9月定例会において本委員会に付託されました議案2件について、9月2日に
委員全員出席の下、委員会を開催し慎重審査いたしましたので、その内容について報告いたします。 まず、議案第91
号行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 その概要は、市が条例を定めることにより
個人番号を利用することができる
独自利用事務のうち、幼児教育・保育が無償化されたことに伴い、
幼稚園就園奨励事業等が廃止されたため、市が独自に条例を定めて
個人番号を利用する事務から
当該事務等を削除するものです。 これについてさしたる質疑はなく、討論もなく、採決の結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第93
号山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定についてです。 その概要は、地方税法の一部を改正する法律が公布され、同年10月1日以降、順次施行されることに伴い、所要の改正を行うもので、1、未婚の独り親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除の見直し。
独り親控除の創設及び寡夫控除の改正。2、軽量な
葉巻たばこに対する
地方たばこ税の
課税方式の見直し。3、法人税において
連結納税制度から
グループ通算制度に移行することに伴う引用条項の改正。4、
租税特別措置法の
延滞金等の特例規定の改正に伴う改正。5、
租税特別措置法の低未
利用地等を譲渡した場合の
長期譲渡所得に係る課税の特例の創設に伴う改正です。 審査によって明らかになったことは、男性の独り親と女性の独り親の控除額はそれぞれ26万円、30万円と異なっていますが、男女とも30万円となります。また、子供がいない寡婦には寡婦控除があるということです。それから、軽量な
葉巻たばこの
課税方式の見直しによりまして、約2,000万円の税収増になると試算しているということです。 討論はなく、採決の結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(
河野朋子君降壇)
○議長(小野泰君)
総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。 議案第91
号行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第91号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第93
号山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第93号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第3議案第80号~第82号・第85号・第90号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第3、議案第80号令和元
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから議案第82号令和元
年度山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまで、議案第85号令和元
年度山陽小野田市
病院事業決算認定について及び議案第90号令和2
年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)についての議案5件を
一括議題といたします。 本件に対し、
民生福祉常任委員長の報告を求めます。
大井委員長。(
大井淳一朗君登壇)
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) 去る9月2日、
委員全員出席の下、実施しました議案審査について、お手元の
報告概要に従って御報告いたします。 初めに、議案第80号令和元
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
歳入総額74億3,808万3,874円に対し、
歳出総額73億911万2,032円となり、差引き1億2,897万1,842円の黒字。年度末
基金残高は10億2,970万2,457円となりました。 審査の中で明らかになった事項は、国保制度の県広域化に伴い、県に納める
国民健康保険事業費納付金は17億4,647万5,448円となった点。特定健診
受診者数は、対前年度比約120人増加の3,923人だった点。令和元年度から新たに開始した
糖尿病性腎症重症化予防プログラムを完了した人は、10人の定員に対し7人だった点。
脳ドック検診補助は、50人の枠に対し181人の応募があった点。現年度分の収納率は、対前年度比約1.5ポイント増加の94.2%となった点でございます。 質疑を終え、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第81号令和元
年度山陽小野田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
歳入総額65億6,800万9,034円に対し、
歳出総額63億6,890万7,751円となり、差引き1億9,910万1,283円の黒字。年度末
基金残高は5億5,441万2,519円となりました。 審査の中で明らかになった事項は、
介護認定審査会を108回開催し、3,773人を認定した点。
介護ボランティア活動の
登録者数は207人だが、実際の活動人数は109人であった点。いきいき百歳体操、
住民運営通いの場の支援は、対前年度比で11か所増加し、79か所になった点。
独居高齢者等の世帯に
緊急通報システムを貸与する
安心ナースホンの設置は326台であった点。認知症の人や家族の支援を行うとともに、地域住民へ啓発活動を行う場としての
認知症カフェは、
小野田中学校区で1か所、
高千帆中学校区2か所、計3か所であった点でございます。 質疑を終え、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第82号令和元
年度山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
歳入総額10億5,057万3,093円に対し、
歳出総額10億4,973万1,551円となり、差引き84万1,542円の黒字となりました。 審査の中で明らかになった事項は、現年度分99.31%、過年度分34.92%、全体の収納率が98.91%であった点。自主納付が基本であり、訪問徴収は行っていない点。短期被
保険者証の発行人数は37人であった点でございます。 質疑を終え、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第85号令和元
年度山陽小野田市
病院事業決算認定についてでございます。 特別繰入れ3億円を含む
病院事業収益が45億2,241万212円に対し、
病院事業費用が43億4,452万2,851円となり、差引き1億7,788万7,361円の黒字。年度末未
処理欠損金は32億5,592万3,445円となりました。 審査の中で明らかになった事項は、
入院患者数が対前年度比2,362人減の6万3,258人、
外来患者数が対前年度比1,297人減の9万9,632人であった点。入院、外来とも患者数は減少したものの、単価の増加により結果として増収となった点。医師は26人で、令和3年度には増える見込みである点。
ジェネリック医薬品の採用率は18.6%であった点。薬剤等の価格交渉や共同購入など経費節減に努めている点。
院内保育所の利用は、院内が6人、院外が1人と大きく減少した点。災害時の備蓄食として200人掛ける7回分を確保している点でございます。 質疑を終え、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 最後に、議案第90号令和2
年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)についてです。 今回の補正の主なものは、
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う患者数の減少により、業務の予定量を下方修正し、予算の調整を行うものでございます。また、
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として8,000万円を追加しました。 審査の中で明らかになった事項は、1日
平均入院患者数が対当初予算比12人減の168人。1日
平均外来患者数が対当初予算比56人減の363人である点。
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金の内容は、3月3日から10日以上従事している職員に対して、1人当たり20万円を支給するものである点。
医療消耗備品費71万1,000円の増額の内容は、防護服200着分である点。
新型コロナウイルスの
感染拡大により、5月1日から31日まで健診を中止。6月1日から人間ドック、一般健診などを再開。6月22日から市のがん検診と特定健診などを実施した点。令和3年度に
電子カルテシステムを中心とした
医療情報システムを更新するため、
債務負担行為を設定した点でございます。 質疑を終え、討論はなく、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、
民生福祉常任委員会からの報告を終わります。(
大井淳一朗君降壇)
○議長(小野泰君)
民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 ここで
監査委員であります河﨑議員の退場を求めます。(河﨑平男君退場)
○議長(小野泰君) 議案第80号令和元
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君)
先ほど報告があったんですが、収納率がかなりよくなっております。保険料を引き下げてきた効果だというふうに考えますが、一方で、差押えについては近年上昇しております。差押えは十分に家庭の状況などを調べた上で実施されているのか。昨年は552件で約2,000万円の差押えをしておりますが、そういった差押えに当たっての
注意事項等は守られているのか、その点をお聞きします。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君)
収納率増加というのは、議員御指摘のように、保険料が下がったことも要因でありますし、また独立した係を設けて収納業務を強化しているというところも要因だという答弁がございました。 今、御指摘がありました差押えの件につきましても、執行部の答弁も滞納対策に一番有効なのは
人間関係であるということをおっしゃっておられまして、すぐに差押えとかではなくて、訪問等を通じて、分納誓約を取るなどして、慎重に手続を進めている旨の答弁がございました。 以上です。
○議長(小野泰君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 今、そのように答弁されたんですが、
山陽小野田市の国保令和2年度版によりますと、
差押え件数は平成30年度に比べ、件数で約120件、金額で900万円も増えているんです。本当に慎重な、先ほど
人間関係というふうに言われたんですが、そういったことできちんと対応ができているのかということでは、この増え方が異常ではないかなというふうに思うんですが、この差押えの中身などについて、どのような審査をされているでしょうか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) 差押えの中身について詳しい審査をしてはいませんが、手続に沿って対応しているということでございます。 以上です。
○議長(小野泰君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 特に
生命保険、給与の差押えがすごく件数として伸びているんです。給与の差押えとなると生活に直接影響があるんですが、この表によると、
生命保険と給与等が一括で書かれております。そういった被保険者の
生活状況調査というのが必ず欠かせないのではないかなと思うんですが、先ほどもお聞きしましたけれど、市としては、どのような調査を行った上で、この差押えを実施しているのか。それは明らかになっているでしょうか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) これにつきましては、滞納があった場合は折衝を行って、納付計画を立てたり、催告、それからその後に
財産調査等を行っているといった答弁でございました。 以上です。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
髙松議員。
◆議員(
髙松秀樹君)
脳ドック検診補助なんですけど、これ読んでみると、
脳ドック検診補助は50人の枠に対し180人が応募と。ここで終わっているんですが、応募し50人を決定したということだと思います。この50人はどのようにして決定をされたのでしょうか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) 決定内容については聞いておりませんが、181人を抽せんで50人選び、50人を対象に
脳ドックをしたということでございます。 以上です。
○議長(小野泰君)
髙松議員。
◆議員(
髙松秀樹君) 抽せんっていうから、どういう抽せんか分かりませんけど、50人決まったと。これ見てみると、結局50人当選されて、131名が落選をされておるということで、4倍ぐらいの応募があったということなんですが、落選率の高さについて、どのような説明があったのか。または、今後の方向性についての説明がありましたか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) このたびの
決算審査の中では、そこまで踏み込んではいませんが、
予算委員会のときにたしかこの点、応募者が大分多かったと。それに対して50人と少ないのではないかということで、さらなる拡充を求める要望はしたところでございます。 以上です。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第80号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第81号令和元
年度山陽小野田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この
介護保険については、一番心配されているのが、要介護度の低い、要介護度1とか要支援の方々です。こういった方々に対して、基本的に国は
介護保険の中からサービスを外すという方向に来ております。その分を先ほどあったような
住民運営通いの場だとか、あるいは
介護ボランティア等で補っていくという方向なんですが、本当に要支援の皆さん、あるいは要介護度1というところが、介護度が進行しないような、そういう取組が本市では行われているのかどうなのか。その点はいかがでしょうか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) 全ての要支援者に対して対策が行き届いているかということは必ずしも言えないということが言えるかもしれませんが、これについては今議員が御指摘のように、私がまた報告したような内容を中心に、要支援をはじめとする対象者に対するフォローはされているという答弁でございました。 ただ最近、例の
コロナ禍でひきこもりによる、要は自宅で運動不足、
先ほど報告いたしました通いの場に出ることもできないということから、いわゆるフレイルということが懸念されているということの答弁がございました。これに対してはチラシとかホームページの啓発、動画の啓発とか、DVDの作成など、そういったことを取り組んでいるということで、このたびの対応、対策も始めているといった答弁がございました。 以上です。
○議長(小野泰君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 当該年度の末になってコロナ問題が出てきたわけですが、それ以前から、こういった要介護度の低い皆さんに対する介護サービス外し、介護外しということですが、これを称して、「保険あって介護なし」という事態がますます現実のものとなってきております。そういった市民がこの介護のサービスが十分受けられないがために、介護度が進行してしまうということを防がなくてはいけないんですが、それがどの程度、本市の取組として認知をされ、実施されているのか。その点については、委員会の中で審議をされているでしょうか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) これ事業全てに言えることなんですが、このサービスの周知をしっかりされているのかといった質疑は、各事業でされているところでございます。この事業をしっかり対象者等に知ってもらうことによって、サービスを利用してもらう。ひいては、それが予防につながるというふうに考えておりますので、委員会としても今後、そういった皆さん、議員御指摘のように、全ての対象の方に行き渡るように、委員会としても提言をしていきたいと考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第81号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第82号令和元
年度山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 先ほどの報告で短期保険証が発行されておりますが、後期高齢者でありますので、非常に低い年金の皆さんが対象になっているのではないのかというおそれを持っております。 そこで、こういった短期保険証を発行するということは、行政処分を行ったということになるんですが、行政処分を行うに当たっては、慎重な対応が必要となっております。きちんと生活実態調査、あるいは生活状況の調査、家族の中でどのような支援が受けられるかなど、そういった調査を行った上でのそういった処分とされているのか、その点をお伺いいたします。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) 委員会の中では、短期保険証等を発行するまでの詳しいいきさつというか、手続について報告はされておりませんが、国民健康保険と同様の手続がなされているというふうに考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第82号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第85号令和元
年度山陽小野田市
病院事業決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この議案上程の際に、私は満床にならないと黒字にならないような診療報酬の体系について指摘をしたところですが、これについて委員会で審議されたのかどうなのか。その点、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) この点につきましては、本会議で議員のほうから質疑があり、一定の答弁がされたと考えております。委員会の中では質疑はしておりません。
○議長(小野泰君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) それとジェネリック薬品の採用率です。以前は数%でしたが、倍以上になっている。現在18.6%ということですが、これがほかの民間の病院ですと50%、60%に行っている病院はかなりあるんですが、18.6%について、その評価はどうなのか。なぜ民間病院のように伸びていかないのか。その点についての審議はされておりますか。
○議長(小野泰君)
大井委員長。
◎
民生福祉常任委員長(
大井淳一朗君) これは現在の事業管理者に代わって、特に力を入れている点の一つでありますジェネリックの採用率でございます。ただ、議員御指摘のように、民間との比較においては、まだまだ低いという御指摘もありました。委員会の中では、この民間との比較については質疑しておりません。 以上です。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第85号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ここで、河﨑議員の入場を求めます。(河﨑平男君入場)
○議長(小野泰君) 次に、議案第90号令和2
年度山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第90号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 ここで換気のため5分間、10時35分まで休憩いたします。────────────午前10時30分休憩午前10時35分再開────────────
○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き、会議を続けます。────────────
△日程第4議案第79号・第83号・第84号・第86号~第88号・第92号・第94号~第98号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第4、議案第79号令和元
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第83号令和元
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第84号令和元
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第86号令和元
年度山陽小野田市
水道事業決算認定についてから議案第88号令和元
年度山陽小野田市
下水道事業決算認定についてまで、議案第92
号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第94
号山陽小野田市
本社機能移転促進条例の制定についてから議案第98号令和元
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてまでの議案12件を
一括議題といたします。 本件に対し、産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇)
◎産業建設常任委員長(中村博行君) おはようございます。産業建設の中村でございます。 今定例会において、当委員会に付託されました議案12件について、9月3日に
委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、議案の概要、内容、その結果について報告をいたします。 最初に、まず議案第79号令和元
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 概要から。歳入合計は3,128万1,066円に対し、歳出合計は862万5,199円となり、歳入歳出差引額は2,265万5,867円であります。 歳入の主なものは、駐車場使用料2,195万5,780円、平成30年度からの繰越金927万9,689円などであります。 歳出の主なものは、一般管理費のうち光熱費、修繕料などの需用費161万8,032円、駐車場、トイレの清掃委託料30万8,622円、また使用料及び賃借料553万1,950円は自動発券機、精算機等の機械器具借り上げ料など、公課費101万5,100円は消費税及び地方消費税であります。 令和元年度の駐車場利用台数は前年比899台増の5万2,162台で、1日当たり143台、稼働率は約75%であります。 主な質疑では、「コロナウイルス感染症による駐車場使用料への影響は」との質問に、「今年3月から8月までの前年度比は、利用台数で60%減、使用料で70%減である」との答弁。次に、「清掃委託の契約手続はどうなっているのか」との質問に、「令和元年度は1社随契であったが、今年度から地元業者を含め複数者の見積りを徴取し決定した」との答弁。「料金改定についてどう考えているか」との質問に、「コロナウイルスの影響により使用料収入が減少することや、今後整備、修繕すべき箇所があるため、総合的に検討する」との答弁がありました。 質疑を打ち切り、討論はなく、結果、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第83号令和元
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 概要から。
歳入総額は942万6,918円に対し、
歳出総額は927万6,015円で、歳入歳出差引額は15万903円である。 歳入の主なものは、附属営業施設使用料、自動販売機、電柱などの市場使用料146万8,073円、一般会計繰入金650万5,000円で、収入未済額6万9,458円は小野田中央青果の3月分使用料等の未払いであります。 歳出の主なものは、市場運営協議会委員の報酬9万4,000円、兵庫県加古川市への視察、財務検査報告の件で広島県への旅費24万6,540円、光熱水費や修繕料など需用費362万6,149円、施設管理委託料、警備委託料、清掃委託料などの委託料519万910円などであります。 ここでの主な質疑では、「防犯カメラの改修費用が予算計上されていたがどうなったか」との質問に、「会議室の蛍光灯を緊急に修繕する必要があり、それを優先した。防犯カメラの設置については、新たな開設者が見つかった段階で協議する」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、結果、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第84号令和元
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 概要から。
歳入総額は119億8,912万7,894円、
歳出総額は131億6,530万4,531円で、形式収支は11億7,617万6,637円の赤字である。翌年度に繰り越すべき財源4,664万1,640円を差し引き、12億2,281万8,277円が不足額となり、令和2年度の歳入を繰り上げて充てた。 なお、単年度収支は、3,074万1,026円の黒字を計上したということであります。 歳入の主なものは、事業収入116億325万6,700円のうち、勝車投票券発売収入115億9,272万3,900円、払戻時効収入760万9,620円など。事業外収入は、場外発売事務協力収入2億9,747万8,299円などで、3億1,969万2,887円であります。 歳出の主なものは、一般管理費1億3,809万2,880円、事業費117億7,365万2,348円などであります。 なお、包括的民間委託料は4億1,334万2,274円、市への収益保証は4,849万7,628円であります。 主な質疑では、「重勝式とミッドナイトの売上げが伸びているが、今後の開催日数などの見通しは」との質問に、「ミッドナイトの日数は令和元年度の18日から今年度は43日と増えたが、重勝式の日数は変わらない」との答弁。「重勝式の成立件数は」との質問に、「ミニの成立が1,661回、メガが8回、ギガはゼロ回である」との答弁。「重勝式の会員数の状況は」との質問に、「平成30年度と比べ9万6,265人増え、令和2年7月末現在で20万4,367人となっている」との答弁。「債務解消については
計画どおりか」との質問に、「リース料は令和8年度末完済、全ての累積赤字解消は令和17年度と認識しており、ほぼ
計画どおりである」との答弁。次に、「日本写真判定への支出合計額は」との質問に、「包括的民間委託料や重勝式の発売業務委託料など約8億7,000万円である」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第86号令和元
年度山陽小野田市
水道事業決算認定についてであります。 まず概要から。収益的収支について、収入総額は、料金収入が有収水量の減少に伴い税抜きで前年比1.2%減となり、15億4,112万5,069円である。 支出総額は13億3,220万8,276円で、この結果、税処理後の損益計算では、単年度純利益は1億7,205万3,126円である。 有収水量については、730万2,265立方メートルで前年度の98.3%、有収率は85.47%である。 資本的収支について、収入総額は、企業債、工事負担金など1億9,800万9,490円、支出総額は、建設改良費、企業債償還金など7億7,130万3,418円であり、この結果、差引き5億7,329万3,928円の不足額が生じたため、当年度分損益勘定留保資金等に加え、減債積立金を取り崩して補填した。 令和元年度末の内部留保金は7億7,095万9,348円、企業債残額は48億4,545万7,345円であります。 ここでの主な質疑では、「有収水量が減った原因は」との問いに、「市民の節水意識の高まり、コロナウイルスの影響、米中の経済摩擦の影響があると思っている」との答弁。次に、「有収率の低下の原因は」との問いに、「計画的な施設の更新事業をしなければならないが、現在の収入ではできていないため」との答弁。次に、「管路の修繕の件数は」との問いに、「平成30年度比では若干減っているが、漏水の量と件数とは比例しない」との答弁。次に、「薬品費で活性炭を多く使った理由は」との問いに、「渇水の影響でダムの水に藻がたくさん発生し、高天原浄水場に入ってくる水にカビ臭がしたため、その対応に活性炭を使った」との答弁でありました。 質疑を打ち切り、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第87号令和元
年度山陽小野田市
工業用水道事業決算認定についてであります。 収益的収支について、収入総額は2億8,885万8,672円、支出総額は2億1,082万5,899円であり、この結果、税処理後の損益計算では単年度純利益は7,592万1,117円であります。 次に、資本的収支について、収入は病院会計からの貸付金償還金6,600万円のみで、これは平成19年度決算で措置済みのため、ほかに収入がなく支出総額5,146万1,703円全額が補填すべき不足額となる。その対応として、損益勘定留保資金等に加え、減債積立金を取り崩して補填した。 令和元年度末の内部留保金は6億7,048万1,410円、企業債残額は1億4,003万6,726円であります。 主な質疑では、「1社が日量500トン減となったが、今後の見通しは」との質問に、「企業努力をされるのは当然で、将来的には水道局として準備は必要と思う」との答弁。「工業用水はアセットマネジメントの必要はないとの考えか」との質問に、「内部でシミュレーションはしている。施設の管理状況から、まだ危機感は持っていないが、長寿命化などを施設ごとに判断する」との答弁。次に、「人員が2名減となっているのはなぜか」との質問に、「鴨庄浄水場の運転管理を高天原浄水場から遠隔操作できるシステムにしたことに伴い、退職に併せて2名減とした。将来はもう少し削減したい」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第88号令和元
年度山陽小野田市
下水道事業決算認定についてであります。 収益的収支について、収入総額は18億4,896万4,057円、支出総額は18億1,214万8,652円で、この結果、税処理後の損益計算では単年度純損益は発生していない。 資本的収支について、収入総額は14億7,220万5,287円、支出総額は22億1,635万3,900円で、差引き7億4,414万8,613円の不足額が生じた。この不足額については、損益勘定留保資金などで補填した。 令和元年度末の公共下水道事業の普及率は55.2%で、国からは令和8年度末に下水道整備進捗率95%以上を求められている。令和元年度末の企業債残額は169億7,705万5,339円である。 主な質疑では、「一般会計からトータルでどのぐらい入っているか」との質問に、「合計で11億7,169万9,000円となっている」との答弁。次に、「不明水の調査はどのように行っているのか」との質問に、「小さい流量計をマンホールの中に設置して、雨が降ったときに流れを見ているが、完全には分からない」との答弁。「不明水の全体量の把握はどうか」との質問に、「有収率が86.2%であることから、残りが雨水の流入等による不明水である」との答弁。「ストックマネジメント計画による事業の進捗状況は」との質問に、「改築更新は今年度からで、ポンプ場の設備から行っている。管路の更新は次の5か年計画で予定している」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、
全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第92
号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 水道料金の過少請求に関し、
水道事業管理者の責任を明確にするため、
水道事業管理者の10月分の給与を10分の1減額するものである。 対象となった事案は、マンション1棟30世帯の水道メーターの口径を誤ってシステムに入力したことにより、建設当初の平成16年から令和2年5月までの16年間、過少請求となったものである。 差額分の請求額は合計331万3,656円であるが、時効の援用により、実際の請求額は直近の2か年分の43万5,169円で、水道局の損失額は287万8,487円となる。マンション住民には謝罪文書を送り、戸別訪問をし、おわびをし、差額の支払いをお願いしているとのことであります。 ここでの主な質疑では、「1世帯でどのぐらいの請求額になるか」との質問に、「約1万5,000円である」との答弁。次に、「マンション住民の反応は」との質問に、「大半の方は理解され、既に半分以上の方はお支払いいただいている。今後も納得いただけるよう努力する」との答弁。「処分はどのような場で行ったのか」との質問に、「市の懲戒審査会の回答に基づいて処分を決定した」との答弁がありました。 質疑を打ち切り、討論はなく、結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第94
号山陽小野田市
本社機能移転促進条例の制定についてであります。 概要は、山口県が県独自の支援制度として、市町と協調し、本社機能等の移転を行う企業に対して支援を行うため本年4月から山口県本社機能等移転促進補助金を拡充し、若者や女性の事務系職場の創出に向けた取組を行っている。 本市も山口県と協調し、本社機能の移転を行う企業に対し、補助金の交付制度を創設するものであります。補助金額は、市外から転入または新規雇用する市内在住の常用雇用者1人当たり50万円で、県の補助金を合わせると100万円になる。交付対象者数の限度は500人で、そのうち中小企業者は200人としている。 ここでの主な質疑では、まず、「必ずしも本社を移転する必要はないということか」との質問に、「国、県が定めている本社機能の定義と同様の定義をしており、事務所、研究所、研修所なども該当する」との答弁。「この事業に関する目標、想定はあるのか」との質問に、「件数の目標はないが、山口東京理科大学があるので、大学と連携して研究所の誘致活動などを強化したい」との答弁がありました。 質疑を打ち切り、討論はなく、結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第95
号山陽小野田市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要から。改正内容は、給水条例の条文から簡易水道に関する部分を削除するものである。 理由は、市内2か所にある簡易水道の水源である井戸の水量不足や、井戸水の揚水量が増加したとき等に水質が悪化すること等を解消するのに、令和3年度より簡易水道を上水道に統合するためである。 事業費については企業債を活用し、償還は一般会計からの繰入れで対応するとのことです。 ここでの主な質疑では、「簡易水道の廃止がなぜこの時期なのか」との質問に、「第二次総合計画作成時に簡易水道の水量減少、水質悪化の進行が予測され、状況は分かっていたため、できるだけ早期に取り組む必要があった」との答弁。次に、「今後の一般会計との関わりはどうか」との質問に、「簡易水道は採算が取れない事業であり、不足分について市長部局から繰り入れていた。水道事業に統合しても費用不足は生じるが、いつまでも市長部局に請求することは難しいため、今回の接続工事費の全てを頂くことで市長部局と協議が整った」との答弁。「対象戸数は」との質問に、「鋳物師屋、西山地区は給水戸数40戸で給水人口は73人、平原、片尾畑地区は給水戸数28戸で給水人口は49人である」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第96
号山陽小野田市
水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要から。改正内容は、設置条例の条文から簡易水道に関する部分を削除するものであるとのことです。 質疑、討論はなく、結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第97号令和元
年度山陽小野田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてであります。 概要は、令和元年度
水道事業会計決算によって生じた当年度未
処分利益剰余金3億2,293万3,965円の処分として、そのうち1億5,088万839円は現金の裏づけがないため資本金に組み入れ、残る1億7,205万3,126円は建設改良積立金に積み立てるものであるとのことです。 さしたる質疑、討論はなく、結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第98号令和元
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてであります。 令和元年度
工業用水道事業会計決算によって生じた当年度未
処分利益剰余金9,887万2,013円の処分として、そのうち276万9,492円は現金の裏づけがないため資本金に組み入れ、残る9,610万2,521円は建設改良積立金に積み立てるものであるとの説明がありました。 ここでも質疑、討論はなく、結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
議員各位の慎重審査のほど、よろしくお願いいたします。(中村博行君降壇)
○議長(小野泰君) 産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 なお、換気のため、11時5分まで休憩いたします。────────────午前11時 1分休憩午前11時 5分再開────────────
○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 先ほど産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。
監査委員であります河﨑議員の退場を求めます。(河﨑平男君退場)
○議長(小野泰君) 議案第79号令和元
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この駐車場では以前、料金の強奪に遭うという事件が発生をした後、防犯カメラ等が取り付けられたようですが、その後、この駐車場において、そういう事件、事故等については発生していないのでしょうか。いかがですか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) そういった報告は受けておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 先ほど使用料の件については、今、コロナウイルスの影響があって減少するというふうに報告されております。確かに新幹線への乗車が減って、そのような影響も出たかと思いますが、全体的に大きく利益が出ていることから、完全にゼロとは言いませんが、ある程度、使用料の減免等の検討が必要ではないかなというふうに思っているんですが、単に修繕すべき箇所があるとか、総合的に検討する、それ以上の質疑はされておりませんか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 以前から駐車場の使用料については減額を求めるような、委員会でもそういう要望等々あったと思いますが、その都度、未整備地区の区域を整備をするということ、あるいはフェンスが老朽化しているということ等がありました。 また、今回初めて聞いたんですが、現在使われている部分の舗装されている部分も、やがて改修しないといけないということ等があるので、コロナのことも含めて、今後検討していきたいということであります。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 決済についてですが、現在、現金もしくはプリペイドということになっているんですが、最近はそういうものではない、様々な決済システムが登場して、利便性が図られておりますが、そういった検討はされていないんでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回、そういった質疑はしておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
長谷川議員。
◆議員(長谷川知司君) 駐車場の料金減額という話の中で、これ以上減額すると地域の未利用地の活用を今、安い駐車料金でされていらっしゃいますが、それが駄目になるというような話はありませんでしたか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 現在、周辺では民間で平日200円、土日祭日で300円というような料金でやられているということもあって、やはり執行部のほうは、その辺の民間を圧迫するようなことは控えたいというような意味合いの答弁はあります。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第79号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第83号令和元
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 先ほどの委員長の説明の中で、兵庫県加古川市への視察というふうに言われましたが、これは何をしに行ったのか、どのような必要性があったのでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 兵庫県加古川市で本市と同じように経営が非常に悪くなったということで、破産をされたという似た事例があったということです。それは執行部としても今後どうしたらいいかということを参考にするということで、たしか3名だったと思いますが、視察に行かれ、その状況については委員会でも報告がございました。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この支出項目は、地方卸売市場という場所の運営ではなく、そこで運営をしている小野田中央青果の問題に関わって支出をされておると思います。そうなるとこの財務検査についても、広島に出張されておりますが、農林水産業費で行うべきではないのかと。この市場会計から出すのは間違っているんではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 昨年7月でしたか、執行部が市場からの要請を受けて、市も直接携わっていくということから、こういう形を取られたと思うんですけども、これが特別会計から支出すべきか、一般会計の農林水産業費から支出すべきかという点についての質疑はいたしておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第83号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第84号令和元
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) これは以前からの懸案事項ですが、ほとんど使われていない駐車場について、どのようにしていくかということが検討されてきたはずで、そろそろ方向性が示されるべきだと思うんですが、その点での審査状況についてお答えください。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 前回も駐車場について質疑がありまして、執行部がかなり本腰を入れて、各地権者と交渉しているというふうなことを聞いております。今回に限っては、駐車場についてのそういった質疑等はございませんでした。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 重勝式、いわゆる「当たるんです」を導入するときに、市としてギャンブル依存症対策についても取り組むことが必要であるという指摘がされておるんですが、そういった対策等は何か実施されてきているんでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回、その件についての質疑はしておりませんが、以前からこれは執行部としても一番懸念している点でありまして、場内のそういった部署にそういう看板といいますか、ものを設けて注意喚起を促しているというふうにしているというふうに聞いております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 収益保証が4,000万円程度、市のほうにバックされるということなんですが、これは今後、市のほうで使われるのか。それとも競走事業会計の中で処理をされるのか、その点、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 当然、市のほうへ入ってくるので、一般会計等に入れられて、(後刻「小型自動車競走事業特別会計に入る。」に訂正)またそれによって地域公益事業ですか、そういったものに使うというふうに認識しております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第84号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第86号令和元
年度山陽小野田市
水道事業決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この決算認定に当たって、議案上程の際に、私は宇部市との広域協議について、その中身をお聞きしたんですが、委員会では、この問題について報告があったのか、審議をされたのか、その点、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 質疑はございました。内容は、今、宇部市と共同歩調といいますか、同じ進行で水道局が議会に対しても、それぞれの報告については同じ形でやりたいということで進めているということであるんですけども、運営協議会ですか、それそのものも実はコロナ以降、今年度1回も開かれていないということで、別の形で水道局の関係者がいろいろ協議をしておって、それをまた運営協議会等に進言していくという形で進めておられるということです。 ただ、この問題については、宇部市も非常に関心を持たれておって、なかなか一方的に報告ができないということであります。ですから、その進行で、同じ歩調で報告できるような形であれば、また報告するというところまでで、今年度はほとんど進んでいないというのが実情でございます。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) それと私も随分長く、水道事業については委員会に所属して議論してきたんですが、当該年度については利益が1億7,000万円、私が今まで見たことのないような利益計上となっているんですが、なぜ、このような利益計上となったのか。相変わらず
山陽小野田市の料金が高くてこのような状況なのか、その点についてどのように解明されているでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 以前、料金改定の議案が上程されて、否決されたんですが、その頃から1年間に6億2,000万円ぐらいの更新費用を取っていかないと、順調には今後進めていけない。むしろ先ほど申しましたように、漏水が顕著になっていくということ等があって、そういう方向であったんですが、実際には否決されたことにより、更新費用をかなり落としているということで、言うなれば、支出の部分をかなり削減している関係で要するに黒字になったとの説明はありました。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第86号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第87号令和元
年度山陽小野田市
工業用水道事業決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第87号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第88号令和元
年度山陽小野田市
下水道事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 先ほどの委員長の報告の中で、普及率は現在55.2%で、国からは令和8年度末までに下水道整備進捗率95%以上を求められているというふうに報告がされました。本市では大体年1%というのが、これまで取られてきたところなんですが、到底無理な設定となっております。これについては委員会の中で議論をされたんでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) まさしくおっしゃるとおりで、55%から95%というのは不可能な数字であります。ということで、これに対して担当課では整備面積を、要するに分母を小さくしてやろうと。手法です。そういうふうなことをする以外、なかなかこれに近づく数字というのは求められないとの説明がございました。
○議長(小野泰君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 整備面積を小さくするということが、もし本当にそのようなことが行われているのならば、これまでのやり方と大きく異なってくることになると思うんですが、そのようなことが許されるんでしょうか。整備面積を小さくしたら進捗率は確かに上がるかもしれませんけれど、そのようなことが国の基準として許されるのか。どのような議論をされておりますか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 公共下水では一応そういう方向性であるということで、汚水処理というところでは、合併浄化槽の普及、これに主眼を置いているというようなことであります。ですから、以前の単独槽に対して、合併槽に対する補助金等々もかなり充実をしていっているというふうな説明がございました。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第88号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ここで、河﨑議員の入場を求めます。(河﨑平男君入場)
○議長(小野泰君) 次に、議案第92
号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 16年間、過少請求となったということでございまして、これは他の市民からすると不公平感というか、あってはならないことが起きたわけですが、今後の予防策ということでは、御説明が執行部からありましたでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) これについて一マンションでそういうことが起こったものでありますので、急遽、そういう関係のある部署、あるいはそういう箇所については精査をしたということで、今後、気をつけたいということではございました。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) これが発覚をしたというか、なぜ、このたび、16年間放置されてきた問題が、今になってこれが明らかになったのでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 8年ごとにこういう検査をするということがあったようです。ですから、8年前に本当はその時点で発覚をしなければならなかったんですが、見落としといいますか、失念していたというようなことで、今回、それがはっきりしたということでありまして、こういう対応になったということでございます。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第92号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第94
号山陽小野田市
本社機能移転促進条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。吉永議員。
◆議員(吉永美子君) これは概要を見ますと、山口県が県独自の支援策として、本年4月から補助金の拡充を行い、若者、女性の事務系職場の創出に向けた取組を行っているということで、本市も云々とあるわけですが、これについては13市全体が一律でそういう形を取るということにしたのか。これは
山陽小野田市のみの独自の施策なのか。この点は説明等ありましたでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) これについては他市も同様の形で進められると思うということがありました。そして、いち早く、本市がこれの導入に向けて進めたということであります。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。
長谷川議員。
◆議員(長谷川知司君) 「山口東京理科大学があるので、大学と連携して研究所の誘致活動などを強化したい」という答弁があったと思いますが、本市においても約50年の実績があります環境調査センター、これらは様々なノウハウを持っております。その活用について議論がありましたか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) それについての質疑はしておりません。ただ、山口東京理科大学の関係で、既に大阪にある本社機能といいますか、それを山口県の工場のほうに研究所を設けるという動きがあるとの説明でございました。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第94号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第95
号山陽小野田市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第95号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第96
号山陽小野田市
水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第96号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第97号令和元
年度山陽小野田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第97号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第98号令和元
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第98号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 ここで休憩を挟み、11時35分から再開いたしますので、よろしくお願いします。休憩いたします。────────────午前11時30分休憩午前11時35分再開────────────
○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き会議を続行いたします。中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 先ほどの
山田議員の質問に対して間違った答弁をいたしましたので、ここで訂正をお願いしたいと思います。 市への収益保証ということで4,800万円ぐらいは、私のほうが一般会計へというふうなお答えをしましたが、実は小型自動車競走事業特別会計のほうに入っておりまして、地域公益事業も1,000万円というのが計上されておりましたので、訂正したいと思います。一般会計ではなく特別会計のほうに入っているということでお願いしたいと思います。失礼しました。
○議長(小野泰君) この件につきましては、後日会議録を精査いたしまして、議長のほうで適正に処理をいたします。────────────
△日程第5議案第78号・第89号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第5、議案第78号令和元
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定について及び議案第89号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第11回)についての議案2件を
一括議題といたします。 本件に対し、一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。矢田委員長。(矢田松夫君登壇)
◎一般会計予算決算常任委員長(矢田松夫君) それでは、令和元年度決算認定にまつわる
委員長報告をさせていただきます。 9月1日の本会議におきまして本委員会に付託されました議案第78号令和元
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定及び議案第89号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第11回)については、総務文教分科会を9月2日、3日に、民生福祉分科会を9月2日、4日に、産業建設分科会を3日、4日に、理科大分科会を9月10日に開催しました。 本委員会は、9月1日、18日に開催し慎重審査をしてきたところであり、お手元にあります
委員長報告概要と併せて報告を申し上げます。 また、決算認定に当たっては、各分科会の39事業を抽出し、執行部に対し資料の提出を求め、これらの事業審査を中心に令和元年度における歳入歳出総事業を各分科会で審査をしてきました。 また、18日の委員会審査の中で、各分科会会長から詳細な報告を受け質疑をいたしましたので、ここでは18日の委員会審査の過程で出されました主な質疑のみを報告させていただきます。 歳入については、前年度と比較し、国庫支出金、県支出金、繰入金、繰越金などの増があるものの、歳入の根幹をなす市税は2.5%減や地方消費税交付金、財政収入、市債などの減により、13億4,010万7,398円減の311億1,852万3,741円となりました。 歳出については、前年度と比較し、本庁舎改修事業や市民館改修事業、病院事業会計操出金、
埴生小・中学校整備事業などの増があるが、学校給食共同調理場建設事業の皆減や山口東京理科大学薬学部校舎整備事業、新火葬場建設事業などの減により、8億4,460万4,576円減の304億2,575万3,403円となりました。 この結果、形式収支である歳入歳出差引きは6億9,277万338円となり、このうち、令和2年度に繰り越すべき財源2億6,060万3,606円を差し引いた実質収支は4億3,216万6,732円となり、翌年度に繰越しとなりました。 それでは、委員会で出されました主な質疑について申し上げます。 ハロウィンイベント実施事業の1,000万円についてであります。「大部分の800万円を使ったこのイベントの費用対効果の是非について」の質問に対し、「事業の縮小や廃止、疑問や反省を求める意見が多く出たが、費用対効果まで確認しなかった」との答弁がありました。 次に、学校司書配置事業については、「事業評価が現状維持と拡大拡充に分かれた理由について」の質問に対しては、「令和元年度から削減をし、11名で運営してきたことの検証継続と全校1名配置の元に戻す意見に分かれ、一つにまとめることが困難であった」との答弁がありました。 次に、山陽地区保育所整備事業についてであります。「建設地一帯の水害対策について」の質問に対し、「園庭部分を30センチ、建物を20センチ、合計50センチのかさ上げをするので、過去の雨量であれば浸水はしない。洪水対策としては、平時から避難訓練を行う」との答弁がありました。 次に、放課後児童クラブ対策事業についてであります。「全学年の受入れができない理由は、支援員の確保に苦労していることなのか」の質問に対して、「全校で全学年受け入れたいとの認識は執行部は持っている。賃金アップや業務改善も考慮していくことが必要」と答弁がありました。 次に、小規模土木事業についてであります。「地元負担割合について、これまで3割負担であったが、2割負担でもやっていくことについて検討されると理解していいのか」との質問に対して、「以前の補助率80%、地元負担2割が終わった時点では、3割負担の現状を踏まえ、二、三年かけて様子を見て検討する」との答弁がありました。 なお、この事業については自由討議がありましたが、内容的には昨年と同様の自治会の規模を勘案し、補助率に差をつけることも検討する必要があると議論されたことを報告しておきます。 以上を報告しますが、討論では反対討論が1件ありましたが、採決の結果、議案第78号令和元
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定については賛成多数で認定すべきものと決定をいたしました。 次に、議案第89号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第11回)について報告をいたします。 今回の補正は、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業、
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業、学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に関わる支援事業などの取り急ぎ措置すべき案件の補正であります。 歳入歳出それぞれ1億9,110万6,000円を追加し、予算総額を376億9,973万2,000円とするものであります。 それでは、主な質疑について報告をいたします。 教育費において、学校再開に伴うGIGAスクールサポーター配置事業などについて、「個人がサポーターを選ぶのか、それとも業者に委託するのか」との質問に対して、「事業がスムーズに進むよう業者に委託をする。問題が発生すれば、委託業者の2名が学校に行き、直接サポートをする」との答弁がありました。 新型コロナ感染症対策避難所環境整備については、「簡易ベッドの収納・保管場所は市役所と厚狭地区複合施設になっており、浸水の可能性はあると思うが、その対応は」との質問に対して、「アルミ製の組立簡易ベッドなので懸念されることは生じない」との答弁がありました。 以上を報告し、討論もなく、議案第89号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第11回)については、採決の結果、
全員賛成により可決すべきものと決定をいたしました。 以上で報告を終わります。
議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。(矢田松夫君降壇)
○議長(小野泰君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。
監査委員であります河﨑議員の退場を求めます。(河﨑平男君退場)
○議長(小野泰君) 議案第78号令和元
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。
山田議員。(
山田伸幸君登壇)
◎議員(
山田伸幸君) 議案第78号令和元
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定について反対の討論を行います。 一般会計決算には幾つか問題点があります。 第1に、小野田中央青果株式会社の破産についてであります。小野田中央青果は、市が株式の50%を持ち、職員から2名を役員に派遣し、そのうちの1名は代表取締役に就任して経営の責任を負っていました。市の意向が最大限発揮される存在であり、会社を破産させる際には多くの中小業者を不安に陥れました。また、買い掛けに至っては1社だけで6,000万円以上を未払いのままとし、多大なる負債を負わせました。この一連の破産申立ては、
山陽小野田市の信用を失墜させた行為と言わなければなりません。 第2に、山口東京理科大学薬学部校舎建築事業における工期の遅れと建築基準法違反が明らかになり、完成がさらに遅れ、また、併せて校舎建築に当たって職員の処分が発生し、市の体制が十分ではなかったことがその一つの要因となっておりました。 第3には、教育委員会に関わる問題であります。学校司書を減らしている問題、また、できたばかりの学校給食センターでは、完成後早々から異物混入が相次いでおります。検査体制が問われております。 第4には、漁業という産業そのものの危機を指摘しなくてはなりません。後継者不足から担い手が少なくなり、市として、漁業に対する真剣な取組が必要です。 また、公共交通について、一部地域で運行されているデマンド交通は、交通不便地域から運行を待望する声が大変強く上がっております。一刻も早く、交通不便地域への運行が求められており、利用しやすいデマンド交通の拡大を検討すべきであります。 第5には、子供に関する問題です。山陽地区保育所の建設場所は、豪雨災害のときに被災が心配される地域であり、改めて危険地域における建設に問題があることを指摘しておきたいと思います。 また、児童クラブについては、先ほども報告があったように、小学校高学年をめぐり、保育するところもある一方で保育できないところが残っており、不公平を是正する取組が緊急に必要であります。 第6番目の問題は、ごみに関わる問題です。資源ごみは地域のステーションに出したり、回収拠点施設に持っていったりすると無料ですが、自分で環境センターに持ち込むと20キログラム以上から有料になります。市は、ごみステーションに出すことを基本と言いますが、持込みが有料の理由と矛盾しています。また、ステーションに出しても簡易なミスにより回収されない例が毎月のように発生し、市民から苦情が寄せられています。柔軟な対応が必要だと考えます。 第7番目の問題は、人口減少問題への取組です。決算カード上では、平成22年人口と比べて約2,500人も市の人口が減少しています。市は、移住定住対策にようやく重い腰を上げようとしていますが、とても十分な対策を取っているとは思えません。もっと先進事例を学び、真剣な取組が必要であります。 以上、諸点を指摘してまいりましたが、これらの指摘が一刻も早く解消されることが必要であり、市の一層の努力を求め、反対討論といたします。(
山田伸幸君降壇)
○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより議案第78号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 ここで河﨑議員の入場を求めます。(河﨑平男君入場)
○議長(小野泰君) 次に、議案第89号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第11回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第89号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第6
議員提出意見書案第1号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第6、
議員提出意見書案第1号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から
提案理由の説明を求めます。矢田議員。(矢田松夫君登壇)
◎議員(矢田松夫君)
議員提出意見書案第1号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書の提出について。地方自治法第99条の規定により、次のとおり意見書を提出する。 それでは、意見書を読み上げて御提案を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し
地方税財源の確保を求める意見書。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は、戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっている。 地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 一つ、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 二つ、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 三つ、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 四つ、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 五つ、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置としてやむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見を提出する。
議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いをいたします。 以上でございます。(矢田松夫君降壇)
○議長(小野泰君)
提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより、
議員提出意見書案第1号について採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立全員であります。よって、本件は原案可決されました。 本件の取扱いについては、議長に一任願います。────────────
△日程第7議案第99号・第100号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第7、議案第99号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第12回)について及び議案第100号
埴生小・中学校整備事業(
小学校解体工事)請負契約の締結についての議案2件を
一括議題といたします。 市長の
提案理由の説明を求めます。藤田市長。(市長登壇)
◎市長(藤田剛二君) それでは、ただいま上程されました諸議案について御説明いたします。 議案第99号は、令和2年度
一般会計補正予算であります。今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症の検査体制を強化するためのもので、今後、発熱患者の増加も見込まれる中、医師の判断により速やかに検査を実施できるよう、県の委託事業を活用し、市内に地域外来・検査センターを設置するものです。追加提出とはなりますが、速やかに措置すべき案件の補正であり、歳入歳出それぞれ2,666万9,000円を増額し、予算総額を377億2,640万1,000円とするものです。 補正の内容としまして、まず歳入につきましては、県支出金506万9,000円、諸収入2,160万円をそれぞれ増額しております。次に、歳出につきましては、衛生費2,666万9,000円を増額しております。 議案第100号は、
埴生小・中学校整備事業(
小学校解体工事)請負契約の締結についてであります。これは、令和2年4月の埴生小・中学校の開校に伴い、使用しなくなった旧埴生小学校の校舎及びプールを解体するものであります。 去る9月1日に指名競争入札を行いましたところ、6,270万円をもって
埴生小・中学校整備事業(
小学校解体工事)ヘキムラ興業・太陽産業・月村組特定建設工事共同企業体が落札しましたので、当該工事について落札業者と請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。(市長降壇)
○議長(小野泰君) 市長の
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行いますが、質疑については1件ずつ行います。 議案第99号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第12回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第100号
埴生小・中学校整備事業(
小学校解体工事)請負契約の締結について質疑を行います。御質疑はありませんか。森山議員。
◆議員(森山喜久君) 当初の予算に比べまして、今回、落札金額が大幅に減少していると。その理由をちょっとお聞きしたいのと、とりわけ最低価格が設定されているのかどうか、その辺をちょっとお聞かせいただけますか。
○議長(小野泰君) 森弘建設部長。
◎建設部長(森弘健二君) 落札額6,270万円、この入札額に関しては事業者、入札をされた方が設定をされたので、こちらでは分かりません。入札額が適切であったかという御質問がありましたが、
山陽小野田市建設工事等に係る低価格入札に関する実施要綱第5条第2項には、機械設備、電気設備及び解体工事については判断基準額は設定しないというふうにあります。安価な価格で入札をされても別に失格ではございませんので、この価格で問題はないと思います。
○議長(小野泰君) 森山議員。
◆議員(森山喜久君) それでは、もう1点。予定価格がありますが、この予定価格の設定として高過ぎるということはなかったということでよろしいでしょうか。
○議長(小野泰君) 森弘建設部長。
◎建設部長(森弘健二君) 予定価格が1億8,436万円ですが、これは業者から見積りを取っておりますので、それに対して、うちとしては何ら問題はないと考えております。 以上です。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。吉永議員。
◆議員(吉永美子君) 2点お聞きしたいんですが、以前、埴生小学校で石綿が多分あるということで除去したことがあったんですけれども、今回の解体については、石綿が出る可能性はないのかということが1点と、入るところに埴生幼稚園もあって、決して広くないので、この安全対策についてはどのように取っていかれるのか、お聞きします。
○議長(小野泰君) 森弘建設部長。
◎建設部長(森弘健二君) 石綿に関しては、これは石膏ボードとか屋根材に入っておりまして、これに関しては産廃として処分をする予定にしております。 それと、入り口に関しましては、松が邪魔になるので、少し枝をはねさせていただいて見通しをよくした上で、進入路が狭くて工事用車両が入れませんので、ただいま拡幅作業をしております。通行状態の改善を図った上で工事を進めていくので、今のような狭い道路での工事ではないので安心はできると考えております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 以上をもって、議題となっております議案2件に対する質疑を終わります。 これらの議案のうち、議案第100号
埴生小・中学校整備事業(
小学校解体工事)請負契約の締結については、総務文教常任委員会に付託いたします。 次に、議案第99号令和2
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第12回)については、
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会に付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、議案第99号は
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会に付託することに決定いたしました。委員会におかれましては、十分なる審査をお願いいたします。────────────
△日程第8会期の延長について ────────────
○議長(小野泰君) 日程第8、会期の延長についてを議題にします。 お諮りします。本定例会の会期は本日までとしていましたが、先ほど上程しました議案2件の審議のため、9月29日まで5日間延長したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、会期は9月29日まで5日間延長することに決定しました。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、これからの日程を申し上げます。 本日、この後、委員会の開催となっておりますので、付託案件の審査をお願いいたします。 また、9月29日は午前10時から本会議を開き、付託案件に対する
委員長報告、質疑、討論、採決を行いますので、御参集をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。────────────午後0時 7分散会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和2年9月24日 議 長 小 野 泰 署名議員 笹 木 慶 之 署名議員 水 津 治...